あらすじ
「罪状は以上でよろしくて?」
王立学園の卒業夜会で、王太子から身に覚えのない罪により婚約破棄を突きつけられた公爵令嬢セラフィーナ。
だが彼女は、過去を光の映像として再生する王宮記録魔導士。衆人環視の中で開いた「真実の上映会」により、断罪劇は一瞬で立場逆転する。
――けれど、本当の物語はここから。
事件の裏に潜む隣国の影、記録を「消せる」謎の使い手、そして二十年前に改竄された王位継承の秘密。
二度目の冤罪の壇に立たされた彼女の隣には、その仕事を七年間見つめ続けた第二王子アルディスがいた。