あらすじ
断崖の関所で働くハーピーのネリは、空高く飛ぶのが苦手だった。
風に乗る上段の見張りたちからは「地走り」と呼ばれ、軽く見られている。そんなネリはある日、羊毛荷の重さに違和感を覚えて通行を止めたことで、関所笛の役目から外され、崖下の荷道へ追いやられてしまう。
だが、ネリが聞いていたのは、空からは分からない音だった。
荷道の石の鳴り方。
縄の擦れ。
山羊の爪音。
羊毛袋の底に隠された重いもの。
水を含んだ岩棚が崩れる前の、小さな響き。
追放されたはずの崖下で、ネリは落石と荷の偽装に気づき、関所の下段へ危険を知らせる。
これは、華やかに空を飛べないハーピーが、崖下から関所を支える話。
追放ざまぁではありません。
崖下の石が鳴っただけです。
本編:『第十六個体観測録』
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本作は、作者が世界観設定、キャラクター設定、勢力構造、物語の方向性を作成し、それらに基づく本文の下書き・推敲補助にAIを使用しています。AI出力をそのまま投稿するものではなく、作者が内容確認、設定整合性の確認、加筆修正、投稿判断を行っています。