あらすじ
あらすじ
20年間勤めた会社を突然解雇され、同じ日に恋人にも別れを告げられた男――麻木晴文、42歳。
すべてを失った彼は、ガレージの隅に置きっぱなしだったバイク
Yamaha TW200
にまたがる。
行き先は決めない。
ただ、東京から京都へ続く東海道を西へ走るだけ。
海沿いの町、古い宿場町、寂れた港、山あいの道――
その旅の途中で出会う人々もまた、それぞれの人生を抱えていた。
挫折、後悔、夢、別れ、再出発。
道を走るごとに、晴文の中で何かが少しずつ変わっていく。
これは、42歳の男がもう一度自分の人生を取り戻すまでの旅の物語。
登場人物
麻木 晴文(あさぎ はるふみ)42
元会社員。営業一筋で働いてきたが突然リストラされる。
同時に恋人にも振られ、半ば衝動的に東海道をバイクで旅することを決意する。
無口だが根は優しい。
麻木のバイク
Yamaha TW200
20代の頃に買った愛車。長い間ほとんど乗っていなかったが、この旅の唯一の相棒になる。