あらすじ
――あはは。違うんだよ。
――最初から、死んでもらうつもりだったんだよ、全員。
高いリターンを誇る、急成長の金融ファンド。
『ESG投資のその先へ』を掲げ、三週間のデジタルデトックス。
電波の届かない山奥、崖に囲まれた台地に、八人が集められた。
だが初日の夜、唯一の吊り橋が落ちる。
食料庫は焼かれ、衛星電話は破壊された。
救助が来るのは、早くても二十一日後。
そして、煤けた壁に赤いスプレーで書かれた文字。
『皆殺しにしてやる 一人ずつ 必ず』
参加者は八名。
ファンド代表、銀行家、弁護士、公認会計士、
戦略コンサルタント、経済ジャーナリスト、
インフルエンサー、山岳ガイド。
この中に犯人がいるのか。それとも、外部犯なのか。
一同は知恵を絞り、対応策を練り、結束する。
結束は、固かった。
それでも、殺人が起こる。
手がかりは、すべてあなたの目の前に置かれています。
※本作はフェアプレイの本格ミステリです。
※本作は書籍版の冒頭部分を公開したものです。
続きはKindle版にてお読みいただけます。