あらすじ

「鼻血が出るまで頑張らなくてもいいのに」 くすくすと笑いながら(なんだか楽しそうな顔をして)淡の横にお邪魔しますって言って座りながら恋は言った。 「別に頑張りすぎたわけじゃないよ。最近、本当にあんまり体を動かしていなかったから、久しぶりにたくさん動いて、体がびっくりして、それで鼻血が出ただけだよ。別に疲れてないし、どちらかと言うとすごく調子がいいんだ。いっぱい体を動かしてなんだかとっても気持ちいいし、心も体も、『木漏れ日の家』にくる前よりも、とても良くなったみたいなきがする」 真っ赤になってしまったティッシュを鼻にくっつけている淡が子供みたいな顔をして笑って言った。 「悪い血や古い血が出て良くなったってこと? でもやっぱり痛そうだけどな」 恋は淡の赤い血に染まった鼻に詰めているテッシュを見ている。 もう鼻血は止まっているみたいだったけど、それは何回か交換したテッシュで、けっこういっぱい血は出ていたみたいだった。 「そんな感じだと思う。本当に調子が悪くてってこともあるから、別に無理をするつもりはないし、そのときはちゃんと休むけど、今はそうじゃない。たぶんそうなんだと思う。なんだか『体のさび』までとれていくみたいだよ。なんだか生まれ変わったみたい」

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小説を読もう2026/08/10
  • 現在の作品木漏れ日の家。