あらすじ

入谷の路地裏で、江戸以来失われていた「黄色い変化朝顔」が見つかった。 育てた老人は、双子の神に願ったという。 「咲かせてくれ」と。 代償に何を失ったのか、老人はもう覚えていない。 庭に咲く、百二十三輪の黄色い朝顔。 鑑定結果は、二級相当。危険度A。 そして私は、鉢をひとつ持って局へ戻った。 「結局、何も無かったんだな」 上司の言葉に、なぜか答えられない。 膝の上で、蕾がひとつほどけていく。 百二十四輪目の、黄色。

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カクヨム
カクヨム2026/08/10
  • 現在の作品百二十四輪目の黄色