あらすじ
異能者を収集・保護・育成する広大な巨大学園都市、星青学園(せいせいがくえん)。
高等部1年の氷室零(ひむろ れい)は、周囲から「地味で無口なサポート科の最低評価(評価E)の結界術士」と思われていた。
しかし、首元のチョーカーで魔力を封印した彼女の本当の姿は、学園長(師匠)に育て上げられた直属の暗殺者であり、世界を空間ごと凍らせる異質な異能『絶対零度の冬(コールド・アサイラム)』を持つ実力者だった。
ある日、零は学園長から新たな任務――『隠密護衛(レイテンシー・ガード)』を命じられる。
対象は、学園の看板にして新人女優としても注目を集める2年生の先輩・白瀬心音(しらせ ここね)。心音は誰もが愛さずにはいられないほど純粋で、イヤミがなくて人を疑うことを一切知らない、驚くほどピュアな少女だった。
「私のために頑張ってくれたの? ありがとう、零ちゃん!」
裏の世界で生き、誰にも心を開かなかった零は、心音の濁りのないまっすぐな瞳と無自覚な溺愛に触れ、生まれて初めて「誰かを守りたい」という温かい感情を抱き始める。
実力を隠したまま、自由な校風の学園生活の影から、心音を狙う不審な敵を氷の刃で一瞬で屠っていく零。しかし、心音の持つ「無垢な祝福(ピュア・ブレス)」の遺伝子を奪おうとする過激派組織『黒い洗礼(ヴァイス・バプテスマ)』の魔の手は、学園の防衛結界を破り、彼女のすぐ側にまで迫っていた――。
守るために力を隠す「氷」の少女と、守られるために輝く「光」の先輩。二人の絆が世界の理を凍らせる、ガールズ・異能バトルアクション、開幕!