あらすじ
北海道の大学に通う瀬古幹也は、極度の心配性である。
彼の目下の心配事は、彼女の幸村渚が橋本製薬の治験から帰ってこないことだ。連絡も取れない。彼女のスマホの位置情報は、治験の会場の近くのホテルを示している。
心配で仕方ない幹也は、隣のアパートに住む友人・霧島颯斗に相談し、そのホテルの警備バイトとして橋本製薬の株主総会に潜入することに。
そこで二人が目撃したのは、人身売買オークションだった。売られているのは、渚と歳の近い少女ばかり。そして目玉商品として登場した橋本くるみが登場するのだが、なぜか渚の位置情報が、くるみの現在地とピッタリ一致していた。
二人はくるみを会場から救い出し、追手に追われながらも話を聞く。
彼女によると、渚は橋本製薬の関係者に連れ去られてしまったらしい。
そうして三人は、渚を見つけるための逃避行を開始するのだが……。
彼女は、なぜ幹也のもとから姿を消したのか。
※ストーリーは、瀬古幹也(大学生)と鬼東陽平(巡査)の、二人の視点で進みます。視点が切り替わる際は、基本的に「・」を挟みます。(プロローグのみ渚視点)