あらすじ
テルドルの街で人気の食堂の看板娘リーベ。
彼女は街の英雄を父に持つが、食堂の娘として、客たちに美味しい料理を提供し笑顔になってもらうことに幸せを感じていた。故に父のような冒険者ではなく、料理人になることを夢見ていた。
そんな初春のある日、越冬した魔物が凶暴さを増しているという理由で父の弟子の冒険者たちが街を訪れる。
リーベは父の孫弟子フロイデに街を案内することになるが、その最中、魔物に襲われてしまう。
フロイデが窮地に陥る中、リーベは魔法でフロイデを助け、共に魔物を討伐するが、その決断が彼女の人生を、そして街の安寧を揺るがす大事件のきっかけとなってしまうのだった。
これは食堂の看板娘が英雄になるまでの物語――