あらすじ
「力なき善意は無力」――それが、若きシスター・アイリスの信条。
銀髪に可憐な羽飾りを揺らし、青に金の刺繍が施された法衣を纏う彼女は、一見するとか弱い聖職者。しかし、その正体は自己強化魔法を幾重にも重ね掛けし、自らの身の丈ほどもある黄金の十字架(メイス)を軽々と振るう、規格外の戦士だった。
彼女が掲げる救済とは、敵が誰かを傷つける前に、圧倒的な筋力と破壊力で一瞬のうちに叩き潰す――それこそが「最高の予防医療」であり、「最も効率的な救済」だと信じている。
祈りと筋力で世界を救う。
これは、聖職者でありながら最前線で戦う少女・アイリスが、黄金の十字架を武器に悪を打ち砕く異世界ファンタジー。