あらすじ
仕事に追われ、笑顔を作ることにも疲れてしまった保険営業の中村みほ。
ある日、訪問先で出会ったのは、花を愛するおばあちゃん・うめさんだった。
一時間だけの訪問から始まった二人の交流は、やがてみほの人生を大きく変えていく。
心が限界を迎え、仕事を辞めることになったみほに、うめさんが差し出したのは思いがけない言葉だった。
「それなら……うちに引っ越してきたら?」
チワワのモネと一緒に、みほはおばあちゃんとの新しい暮らしを始めることになる。
花の咲く庭と、温かいお茶と、何気ない毎日。
止まってしまった心に、もう一度、小さな芽が芽吹いていく。