あらすじ

不登校になった中学生の息子・慧が、夜になると部屋から消える。 しばらくすると何事もなかったように戻ってくる息子。 理由を尋ねても、答えは返ってこない。 心配と苛立ちを募らせた母・希は、ついに息子の部屋に監視カメラを仕掛ける。 そしてある夜、カメラが捉えたのは――喋り出し、巨大なライオンへと姿を変えた、古いぬいぐるみだった。 ライオンに乗って消えていく息子を追い、希もまた異世界へ。 ところが、そこで待っていたのは、大人になった息子と、なぜか中学生の姿になってしまった自分だった。 「あなたがどうして学校に行けないのか、私には分からない」 そう思っていた母は、異世界で息子とよく似た医者と出会い、旅人とその猫のような相棒と旅をする中で、少しずつ息子の心に近づいていく。 そして知ることになる。 分かることと、分からないこと。 助けることと、見守ること。 そして――大切な人を想うということ。 これは、不登校の息子を追って異世界へ渡った母が、息子の「これから」を一緒に考えられるようになるまでの物語。

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小説を読もう2026/08/09
  • 現在の作品不登校の息子を追って異世界へ行ったら、私が中学生になっていた話