あらすじ
地獄を統べる閻魔には、昔から一人だけ理解できない相手がいる。
神より古く、誰のものにもならず、何を考えているのかも分からない存在――こはく。
最初は向こうが興味を持っていたはずだった。
今では探しているのは自分の方だ。
そして誰よりも振り回されているのも自分だった。
それでも嫌いになれない。
むしろ知れば知るほど離れられなくなっていく。
これは、神々に畏れられる地獄の王が、たった一人の存在へ何万年も執着し続ける物語。
「人外たちの主、だいたい全部の元凶なのに誰も嫌えない」シリーズの閻魔ルートです。
登場人物
こはく
気まぐれ。このシリーズの中心人物。こはくの力はあらゆるものを引き寄せ、満たす性質を持つ。
与えられた側は容易く離れられなくなるが、
抱え込む量が過剰になれば、こはく自身もまた乱れる。
閻魔
人間最初の死者、後の閻魔大王。こはくとは古い仲。(完結済みの同シリーズ、道満ルートと清明ルートにも出てますのでそちらもお楽しみください)
獄露
こはくの本拠である屋敷の管理者。屋敷付きの上役で人事などを行なっている。こはくとの距離感が異常。
注意事項
直接的な性描写はありませんが、連想させる表現を含みます。
*タイトルとなってるエピソードは主に力のやりとりの話になります。