あらすじ
「ごめんなさい、私好きな人がいるはずなので」
空城白示《そらじょうはくじ》はその日、風早墨歌《かざはやすみか》が珍妙な告白の断り方をしているのを聞く。
話を聞くと、墨歌は記憶にない恋人を探しているらしい。
自身も記憶喪失の白示は、彼女の言うことを信じることに。
紆余曲折の果て、友達になった二人の元に『モノクロ・メモリーズ』と書かれた本が現れた。
そして告げられる。
二人は昔付き合っていた運命の二人。
そして記憶を取り戻すには――二人がイチャイチャしなければならない。
「空城、ちょっと緊張しすぎじゃない? ダサ」
「うっせえな、俺の記憶の中では女と手をつなぐの初めてなんだよ」
蘇っていくラブラブバカップル時代の記憶に悶絶しながら――今はまだ素直になれない二人が、距離と本の中身を再び埋めていく物語。
※この作品は漫画原作コンテストに出すため、ト書き形式です。ご了承ください。
名前「」→セリフ
名前()→思考
《》→吹き出し以外のセリフ
ナレ→ナレーター
【登場人物】
空城白示《そらじょうはくじ》
16歳。中学二年の春から卒業までの記憶がない。
茶髪黒目。じっくり見れば多分イケメンもどき(夜見談)。
頬を掻く癖がある。
風早墨歌《かざはやすみか》
15歳。昔付き合っていたはずの恋人のことを忘れている。
黒髪黒目。キリッとした雰囲気で、思わず緊張してしまうほどクールな美少女……黙っていれば(白示談)。
基本的にはいい子だが、白示にはなぜかキツく当たる。
空城夜見《そらじょうよみ》
14歳。白示の妹。
茶髪黒目。どこに出しても恥ずかしくない美人妹……黙っていれば(白示談)。
行けると思った人にはグイグイといくタイプ。
来女木絵麻《くるめぎえま》
15歳。
金髪碧眼。ほわほわとした口調の可愛らしい人。
中身も変わらずほわほわとしたナニカで出来ていてほしい。