あらすじ
双子の妹・エレナを失ったリューは、妹が自殺したとはどうしても思えなかった。
エレナは、そんな理由で自ら命を絶つような人間ではない。
妹の死に疑問を抱きながらも、リューには真相を調べるだけの力がなかった。
やがてリューは、エレナの死の裏に聖女候補のユーリカがいることを知る。
妹の仇を討つため、そして自殺者という不名誉から妹を救うため、リューは全てを捨てて復讐に身を投じる。
そんな中、リューは女性の身体となり、学園へ編入することになる。
そこで再会したのは、かつてエレナと親しかった王子・サダムスだった。
サダムスは、女性となったリューに側妃になるよう求める。
最初は戸惑いながらも、サダムスから向けられる愛情を受けるうちに、リュー自身の心にも変化が生まれていく。
しかし、復讐を諦めたわけではない。
ユーリカがエレナを殺した証拠を得るため、リューは自らを囮にする。
そして、ユーリカが再び同じ方法で人を殺すことを確信したリューは――自ら毒を飲むという、命懸けの罠を仕掛ける。
妹の死の真相を暴くために。
妹を自殺者のままにしないために。
そして、いつか復讐を終えて、自分自身の人生を生きるために。