あらすじ
「身代金はいらない。次の天皇賞――当たる馬番を教えろ」
人生に行き詰まった三人の男が誘拐したのは、大物政治家の息子。
彼らの狙いは現金ではなかった。
暴力団と政治家だけが知る、“絶対に当たる大穴”の情報。
その馬番さえ手に入れば、900万円が数億円に化ける――はずだった。
だが、誘拐された少年は泣かなかった。
「おじさんたち、その脅し方じゃパパは動かないよ」
そして少年は、誘拐犯に“完全犯罪”の方法を教え始める。
誘拐犯 VS 暴力団 VS 警察 VS 大物政治家。
誰が誰を利用し、誰が最後にすべてを奪うのか。
――この誘拐、人質が一番ヤバい。
予測不能の犯罪逆転サスペンス
『万馬券の身代金』