あらすじ
むかしむかし、あるところに、剣の達人・黒岩玄斎と、呪術師の千野という高名な老夫婦が暮らしていました。ある日、おばあさんが川へ行くと、上流から大きな桃が流れてきました。家へ持ち帰り、おじいさんがその桃を斬ると、なんと中から元気な男の赤ん坊が姿を現したのです。二人はその子を「桃太郎」と名付け、実の孫のように深い愛を注ぎ、大切に育てました。時が流れ、桃太郎が逞しい少年へと成長した頃。突如として天変地異が起こり、平穏だった村を、凶悪な「鬼」の軍勢が襲撃します。激しい戦いの中で村は壊滅状態となり、おじいさんは形見の妖刀『鬼斬丸(おにきりまる)』を桃太郎へと託すことに――。「心を捨てず、力と心を一対にしろ」おじいさんの最期の教えを胸に、幼馴染の少女・雪とともに生き残った桃太郎は、世界を脅かす邪悪の根源「鬼王」を討つため、過酷な運命の旅へと歩み出します。世界に散った四つの決戦兵器『武鬼(ぶき)』とは何か?そして、旅の先々で待つ仲間たちとの運命は――?誰も見たことのない、新たなる「桃太郎」の伝説が、今ここに幕を開ける!