あらすじ

「今日のは大きめだなあ」  砂にはドッジボールほどの大きさの星が刺さっていた。  僕は突き刺さっている星の先端を両手で掴み、ぐっと力を込めて引き抜いた。引っ張りだした星を抱えるとほんのりとした温もりがある。  僕はそれを背負っていた空のリュックサックに詰めた。 「これでしばらく本が読めるね」  重くなったリュックを背負って僕は帰路に着く。  自宅に着いて扉を開けると、中は薄暗かった。  僕は早速リュックから拾ったばかりの星を取り出して棚に置く。部屋が一気に明るくなって思わず笑みがこぼれる。   「さて、寝るまでにどこまで読めるかな」  ベッドに座って枕元にある本に手を伸ばした。部屋中に並べられた星の光が一瞬だけ揺れる。  僕は本を開いた。星灯りを頼りに文字を追う。  まだまだこの物語は終わりそうにない。

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エブリスタ
エブリスタ2026/08/08
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