あらすじ
日常の疲労と薄い虚しさを抱えた会社員・佐藤は、初めてメンズエステを予約する。担当したのは、肉付きの良い柔らかな身体を持つセラピスト・美咲。丁寧なオイルマッサージから始まり、彼女はさりげなく胸や身体を押し当て、距離を縮めていく。
焦らされるうちに美咲は掌に唾液を溜め、オイルの代わりにそれを塗り始める。脚間に垂らし、しごき、口を開けさせて飲ませる。ただのサービスだと思っていた触れ合いに、相手の体温と意志が混じっていく。佐藤は抵抗しきれず、彼女の主導する騎乗位で果てる。
行為のあと、美咲は軽く唾でマーキングするように触れ、職業的な笑顔に戻る。店を出て日常へ戻ろうとする佐藤の身体には、まだ湿り気と、受けた意志の痕跡が残っていた。関係に名前を付けることはせず、小さな欠落を抱えたまま、夜を迎える。