あらすじ
海辺の町。神無し町の図書館に勤める青年、御伽花咲(おとぎ はなさき)。
脚立に登り本を整理していると、腕を伸ばし無理本を取ろうとした時、脚立が大きく揺れ転倒する。床にぶつかると痛みを覚悟して目を瞑った瞬間、その真下に丁度人がいてその人が御伽をキャッチした………と思われたが落ちてきた成人男性を受け止めることはできず、その人と一緒に転げた。
御伽は青ざめながらその人を見ると、大層な美形な男。
男の名前は今野。小説家であり、何かの学者であり町の有名人と聞かされ、さらに青ざめた。
「次、お姫様を抱っこするには骨が折れそうだ」と澄ました顔で嫌味を言われる始末。
絶対仲良くなれないと確信した御伽だったが、ある事件によって今野に助けを求めることになるとは今はまだ知らない。