あらすじ
文字を禁じられた国・皇国。
知識は一部の支配階級に独占され、民は読み書きも、自ら考えることさえ許されていなかった。
将軍家の嫡男キョウシュンは、父の密命を受け、身分を偽って違法私塾「識学舎」へ潜入する。
そこで出会ったのは、禁じられた文字を独学で学び、いつか民へ知と思想を解き放とうとする少年ヒビキだった。
「民のために国を守る」
「民のために国を壊す」
相容れぬ正義を抱きながら、二人は語り、ぶつかり、やがて親友となる。
だが、識学舎を襲った炎の夜が、すべてを引き裂いた。
――それから六年。
ヒビキは革命軍統帥として皇都へ進軍し、
キョウシュンは皇国軍将軍として玉座を守る。
かつての親友は、国の命運を懸けて敵として再会する。
正義は一つじゃない。
けれど、進む道は一つしか選べない。
これは、文字を奪われた国で、それでも自らの「聲」を持とうとした者たちの物語。
AI補助利用について
生成AIは壁打ち・考証・校正などの補助にのみ使用しており、本文は作者本人が執筆しています。