あらすじ

幽霊なんて信じたくない。なのに、視えてしまう。  高校二年生・神崎透は、夜の音楽室で「それ」と目が合った。見なかったことにするつもりだった——その日、民俗学研究部、通称オカ研に強制入部させられるまでは。  部長は、怪異と直接話せる一之瀬澪。部員は、怪異を素手で掴める颯、場所に残った感情を読む詩乃、結界を張れるひなた。といっても全員、ちょっと霊感が強いだけの普通の高校生だ。  人々の信仰や恐怖が積み重なって形を持ったもの——通称、共同幻想。忘れられて荒ぶる土地の神様。噂が形になった学校の怪談。誰かの想いが残した痕跡。オカ研は持ち込まれる相談を受けて、祓うのではなく「なぜそこにいるのか」を調べ、話を聞き、折り合いをつける。  視えないふりをしてきた俺の放課後は、少しだけ騒がしくなった——。  謎解きと対話で怪異を鎮める、青春オカルトミステリ。

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カクヨム
カクヨム2026/08/08
  • 現在の作品幽霊も神様も、話せばだいたい通じます