あらすじ
「ソフィア、君と結婚することは出来なくなった」
突然、婚約者で幼なじみの王子レオンハルトから婚約を破棄された公爵令嬢ソフィア。
理由も分からないまま彼と引き離されたソフィアは、その夜、国王暗殺事件の重要参考人として王宮に閉じ込められてしまう。
そんな彼女のもとへ届いたのは、かつて共に海へ行った幼馴染、レオンハルトからの謎めいた書き置きだった。
今は誰が味方か分からない、どうか生き延びてくれ。
幼い頃から二人だけが使ってきた秘密の合図。
それを手がかりに王宮を調べ始めたソフィアは、やがて婚約破棄の裏に隠された恐ろしい真実へと近づいていく。
そして、誰も信用できない王宮から逃げ出すことを決意する。
目指すのは、かつてレオンハルトと二人で訪れた、あの海。
もう二度と会えないと思っていた彼に、もう一度会うために。