あらすじ
ピサロナイトに与えられた任務は、ただ一つ。
「ロザリーを護衛せよ。」
それだけだった。
だが、それは重大な任務だった。
主君であるピサロが愛するロザリーを守る。
その任務に、失敗は許されなかった。
そして、ピサロナイトにはひとつの噂があった。
「せいじゃくのたまを持っているらしい。」
勇者たちにとって、それは特別重要なものではなかった。
ピサロナイトが倒されたとき、そのことを気にする者などいなかった。
ただ、ひとつの小さな違和感だけが残った。
なぜ、ピサロナイトは「せいじゃくのたま」を持っていたのか。
その疑問から、ひとつの妄想が始まった。
これは、最後まで任務を遂行した、一人の騎士の物語である。