あらすじ

夫の双子の弟が結婚することになった。 新郎側の招待客は十人にも満たず、新婦側は百人以上。 盛大な式を挙げるのは好きにすればいい。 ただ、一つだけ分からない。 ――どうして、その結婚式代を私が払うの? 自分たち夫婦は式すら挙げていない。それでもエレノアは「家族だから」と、自分で働いて貯めた金を差し出した。 義弟の妻リリアは、小柄で可愛らしい女性だった。 正直、少し羨ましい。 可愛い服は似合うし、泣けば誰かが守ってくれる。 エレノアは可愛い女性が嫌いではない。むしろ好きだ。 だから最初は、リリアの幸せも願っていた。 けれど、義実家へ渡した金がリリア夫妻の服や旅行に使われていると知り、エレノアは援助を打ち切る。 するとリリアは、エレノアの財産を勝手に調べ始めた。 「私が泣けば、みんな信じてくれる」 そう笑うリリアに、エレノアはようやく理解する。 私は可愛い女が嫌いなんじゃない。 ――あなたが嫌いなのだ。 家族の財布でいることをやめた一人の女性と、他人の金を自分のものだと思い続けた義弟嫁。 これは、聖女でも完璧な淑女でもないエレノアが、自分のお金と人生を取り戻すまでの話。

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小説を読もう2026/08/08
  • 現在の作品浮気して逃げた義弟嫁の結婚式代を払わされたので、もう一銅貨も出しません ~身辺調査までして私の財産を狙ったようですが、可愛い女は好きですよ。あなたが嫌いなだけです~