あらすじ
歴史作家デリル・ホランドが語る、400年前の物語。
リザードマンと人間の混血児ブラン・マルティス。彼は亜人を怪物とみなすワズドネル共和国で怪物狩りに執心していた。
「怪物を殺すことでしか自分が人間だと証明できない」
そう思っているからだ。
そんな彼にワズドネル共和国総統から依頼が舞い込む。
「吸血鬼となった公女の亡命を阻止せよ」
亡命先はラスタニア王国エニスラルダ領。吸血鬼領主リンゼ・シェトランが治める、常人と亜人が共に生きる地であった。
やがてエニスラルダで対峙する二人。この出会いが大陸の運命を変えていく。