あらすじ

午前三時半になると、隣の二〇三号室からノックが聞こえる。 コン、コココン。 隣人は、幽霊のように生気がない。 けれど毎朝、廊下で顔を合わせれば、無言で会釈をする。 僕も会釈を返す。 彼女が幽霊でも、別に構わない。 僕には、そう思えてしまうのだから。 これは、誰にも話せない僕だけの秘密だ。

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カクヨム
カクヨム2026/08/08
  • 現在の作品二○三号室