あらすじ
突然、皇太子に呼び出されたロレッタ。
そこで差し出されたのは、皇太子へ宛てた複数の恋文だった。
そこに書かれていた名前は――ロレッタ・ダンヴェール。
「私が皇太子殿下に恋文を? そんなはずないでしょう?」
婚約者であるイヴァンを心から想うロレッタに、皇太子への恋心などあるはずがない。
しかし、恋文の内容も筆跡も、さらには公爵家の金印まで、まるでロレッタが書いたとしか思えないものだった。
「ロレッタ様は本当にこの屋敷の公爵夫人になれるとお思いですか?」
そのうえ、義妹の友人である令嬢が歯向かってきて……。