あらすじ
「お前には特筆すべき能力がない」
侯爵家の嫡男に夜会でそう言い捨てられた私は、何の取り柄もない令嬢として婚約を破棄された。
しかし破棄の直後、森から魔獣の群れが襲来する。
その瞬間、私の中で何かが壊れた。
一切の攻撃が消える。物理も魔法も精神干渉も、何一つ届かない。
潜在能力が開花し、実は規格外の無効化能力者だったことが判明する。
王直属騎士団の団長は、能力が目覚めた私を即座に保護し、本気で守り、溺愛するようになった。
一方、私を「不要」と切り捨てた男は、自分の判断がどれほど愚かだったのか理解できないまま、静かに人々から離れていく