あらすじ

「聖女ミレイユ。貴様の予知は偽り。国を惑わせた大罪人として――処刑する」 大広間に響く、王太子ジェラルドの断罪の声。だがその決めゼリフが持つのは、あと三秒。 (三秒後にあんたが階段で盛大に転ぶのも、ばっちり視えてます。でも――教えてあげない) 前世は日本で過労死したSE。異世界転生の代償に《声》を失い、代わりに《予知》のギフトを授かった聖女ミレイユ。彼女は五年間、魔物の氾濫も、飢饉も、暗殺計画も、すべて石板に書いて防ぎ続けてきた。なのに返ってきたのは「喋らない気味の悪い聖女」という陰口だけ。 もう、いい。この国が、わたしのいない未来でどうなろうと――知ったことではない。 唯一の理解者である老シスターに送り出され、ミレイユは断罪の舞台を去る。たどり着いた辺境の地で待っていたのは、「冷酷」と恐れられる竜人将軍との出会いだった。 予知は語らない。ただ、覆す。 声を失った聖女が石板に刻む、静かで痛快な逆襲と、あたたかな新天地の物語。王都の連中に突きつける、これ以上ないほど明確な拒絶――《お断りします》。 ※短編/転生/婚約破棄/ざまぁ要素あり。淡々と辛辣な聖女の心の声をお楽しみください。

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小説を読もう2026/07/15
  • 現在の作品声を失った聖女は、断罪の三秒前を視ていました〜予知は語らず、ただ覆す〜【短編・転生・婚約破棄・ざまぁ】