あらすじ
大学生の藤崎あかねは、深夜にスマホへ書きためていた妄想恋愛小説ごと、異世界へ召喚されてしまう。
突然“聖女”として祭り上げられたうえ、スマホは「神託の器」と認定。
そこに浮かび上がったのは――
『銀の騎士は乙女を抱きしめ、その耳元で永遠を囁いた』
という、あかねが夜中の勢いで書いた激甘妄想小説だった。
しかも聖力を安定させるため、無表情な銀髪の騎士団長アランと、神託の内容を毎日実演することに。
抱擁、耳元での囁き、お姫様抱っこ。
自分の黒歴史に殺されそうになるあかねだったが、アランはどんな神託よりも、彼女の意思を大切にしてくれる。
“聖女様”ではなく、藤崎あかねとして自分を見てくれる彼に、少しずつ惹かれていくあかね。
しかし国民へのお披露目会で、神託は突然――
『この者、聖女にあらず』
と告げてしまい……。
黒歴史から始まる、笑えて甘い異世界召喚ラブストーリー。