あらすじ
元暗殺者の阪本龍馬は、三人を殺害した罪などにより死刑を宣告された。
逮捕されたとき、娘の澪はまだ四歳。
それから十年。
絞首刑が執行され、龍馬は娘との約束を果たせないまま、その生涯を終えた。
――はずだった。
次に目を覚ますと、そこは中学校の教室。
龍馬は十四歳の少年・獅子丸の身体になっていた。
しかも同じクラスには、十四歳へ成長した娘の澪がいる。
父親だと名乗ることはできない。
善人になったつもりもない。
それでも、いじめ、恐喝、家庭内暴力、SNS犯罪など、澪やクラスメイトへ迫る問題を見過ごすつもりはなかった。
犯罪者の考えることは、犯罪者が一番よく知っている。
これは、死刑囚だった男が中学二年生となり、父親ではない立場からもう一度娘を守ろうとする物語。