あらすじ
気が付くとそこは、僕が大好きだったファンタジーRPGの世界だった――!?
『エストランティア・サーガ』。シビアなゲームバランス、圧倒的な設定量、膨大な選択肢、無数のマルチエンディングによってコアなゲームファンに評価された謎多き怪作。ゲーム好きの高校生『安藤影次』は、目を覚ますとそのゲームの主人公『ブライト』という青年の姿になっていた。なぜ影次はゲームの世界に迷い込んでしまったのか、そしてこの世界は一体何なのか。『間違いなくそこに生きている人々』に戸惑いを覚えつつも、影次は『ブライト』として前世の記憶を武器にこの世界を生き抜く決意をするが、そこに現れたのはゲームには登場しないはずの人物で――!?
――そんな経験をしたら、あなたはどう行動しますか?
必死に元の世界に戻る方法を考える。
自分の知る主人公と同じように行動する。
知識を利用して、無駄なく世界を救う。
あるいはそんな物関係ないと、悠々自適に第二の暮らしを始める。
答えはきっと人それぞれ。それが正解か不正解か――判断するのは、画面の前のあなた。
そう。
これは、あなたの隣で起きる物語。画面の向こうで起きる奇跡の記録。
「たかがゲームでしょう?」「たかが小説だろう?」と笑ったあなたにこそ伝えたい。
作り物と本物に、きっと差異なんて存在しないから。
さあ、剣《コントローラー》を握ろう。ちっぽけな度胸と、なけなしの勇気を胸に抱いて。
そしてあなたは、あの日憧れた主人公となる。