あらすじ
十八歳で授かる「スキル」が人生を決める異世界。
強力なスキルに歓声が上がる中、ユウが授かったのは、誰もが笑うハズレスキル【話しかける】だった。
「そんなスキルじゃ冒険者にはなれない。」
仲間から追放され、行き場を失ったユウ。
絶望の中で出会った一匹のスライムとの会話をきっかけに、ユウは自分だけが魔物の本当の声を聞けることを知る。
傷ついた魔獣、孤独を抱えた魔王――。
誰も耳を傾けなかった声に寄り添うたび、ユウは争いの裏に隠された真実へと近づいていく。
これは、剣でも魔法でもなく、「話しかける」ことから始まる物語。
誰もがハズレだと笑ったその力は、やがて世界を救う希望となる。