あらすじ

兄は約束してくれた。両親を亡くした冬のあの日、ビィをずっと守ってくれると。 ――それにしたって、王宮の騎士を辞めてくることはないのになぁ。 今日もビィは魔導師協会の任務で足を引っ張り、罵声を浴びる。 「お前の取り柄は有能な兄貴が付いてくることくらいだな!」 ――そのとおりだ、僕の取り柄は兄が付いてくることくら……くらい……? 「訂正してください! 完全無欠の兄が付いてくることは最上級の取り柄です!!」 いつものように兄と仕事を終えて帰ってくると、王都から招かれざる伝言係(使いっ走り)がやってきた。 「あいかわらず仲のよろしいことで。――国からの特務です。二年前の|凍てつく凶霧《フロスト・タイド》の討ち漏らし……残党の後始末ですよ」 ――もう、兄さんに危険なことはさせたくないのに……。今度こそ、僕も役に立つんだ……! これは、過保護な兄と、兄に盲目な弟が、平穏を守るために闘う日々の記録である。 「ずぅっと、いっしょだよ……」 幼いころの約束を、ビィはずっと信じてる。なにがあっても、ずっと、ずっと……。 ----- ※以前投稿した作品の改稿版です。大幅改稿・エピソード追加があります。 ※本編全16話、余章Ⅰ全1話、余章Ⅱ全3話。 ※BLではないですが、女性向けっぽいかも。 ※カクヨム、Caitaでも掲載しています。

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小説を読もう2026/07/14
  • 現在の作品【改稿版】兄さんといっしょ ―僕らの平穏のための、ささやかな闘争―