あらすじ
※本作品は「カドコミ漫画原作コンテスト」参加作品のため、脚本形式となっています。
【あらすじ】
「あるがままに」という神託の下に生まれた男女の双子。領内では神託に従って育てられるが、貴族社会はそれを許さなかった。生まれ持った役割を押し付けられ、大きな挫折を経験する二人。しかし支え合いながら、自分らしい姿で再び貴族社会へ舞い戻る。生まれや外見から向けられる固定観念を巧みにいなし、自らの生き方を貫きながら、それぞれの成功を掴んでいく双子の物語。
【主要人物紹介】
サンドラ・アッシュフォード:辺境伯家の長女で、アレックスの双子の妹。武芸、軍略、統治などに秀で、跡継ぎを目指し鍛錬を重ねている。王命により妃候補として王都へ送られ、自らの在り方を変えることを迫られる。
アレックス・アッシュフォード:辺境伯家の長男で、サンドラの双子の兄。芸術を愛する穏やかな青年で、仕立職人を志す。柔和な物腰で華やかで女性的な装いを好む。ある事情から夢を諦めかけるが、自分らしい生き方を取り戻そうと歩み始める。
リチャード・アッシュフォード:辺境伯領主で双子の父。双子誕生に際し神託を授かる。神託に従って育てるか、旧来の価値観に沿って育てるべきか苦悩する。
アドリアン第一王子:サンドラを婚約者として王都へ呼んだ第一王子。その決定が、サンドラの運命を大きく狂わせる。
ライル・グレンヴィル:辺境伯家に長く仕える家門の子でサンドラの幼馴染。父方は騎士、母方は商人の家系。サンドラとは互いに軽口を叩きあう気安い仲。
ベルナルデッタ・ヴァレンティ:王都一と名高い仕立職人の女性。アレックスの才能を見出して師匠となる。
エドワード・スペンサー:アレックスの士官学校での友人。没落貴族から爵位を買い取って貴族となった家の出身。
【5話以降の展開】
5話ラストで双子は王都へ再び舞い戻る。宮廷ではサンドラが成果を重ね、第二王子やライルらの協力を得ながら立身出世していく一方、その存在を快く思わない第一王子との対立が激化する。アレックスはベルナルデッタとともに、令嬢だけでなく令息をも美しく飾る新たな装いを広めようと社交界へ挑む。それぞれが「あるがまま」の自分を貫きながら、理解者やパートナーと出会い、自らの居場所を切り拓いていく。