あらすじ
<冒頭部分のあらすじ>
時代設定は現代。地球を治める天界......その最高責任者である神様は定年退職する日本支部の責任者(日本支部長)の後任を誰にするかで迷っていた......支部長の仕事はその地域の人間、つまり日本に住む人々を幸せにすること。後任候補は「厳しく育てる」北風くんと「褒めて伸ばす」太陽さんの天使2人。相談しても多数決を取っても決まらない。悩んだ神様が決めた方法は、どちらがより「結果を出せるか」だった。対象は社会人2年目のダメ会社員柏木正人(かしわぎまさと)。下界「日本」に降臨した2人の天使は支部長の座を巡って、あの手この手で正人を幸せに導こうと競い合うことになった。
<冒頭部分の物語設定>
1,時代設定は特定しないが、基本的には現代。
2,主人公は日本人の柏木正人(かしわぎまさと)、天使の北風くんと太陽さんの3人。正人は24歳で社会人2年目のダメ会社員、北風くんは信賞必罰美形ツン天使、太陽ちゃんは褒めて伸ばす童顔ほんわか系お姉さん天使。
3,天界には地球を治める神様がおり、その下で北米、南米、欧州、アジア、アフリカなどの地域を任された各総支部長が神様の代理人として担当地域を統括、さらに各国に配置された支部長が現地の責任者として存在している。ちなみに支部長同士の関係は実際の国同士の関係に相互に強く影響するため、例えば支部長同士が仲が悪い場合は、その担当する国同士の関係も険悪になりやすく(逆もまた同じ)、また担当している国の国民性も支部長天使の性格を反映しがちである。
4,支部長の仕事は担当地域の人々をより「幸せ」にすること。しかし、その「幸せ」の 物差しは厳密には決められておらず、その評価についても上司である総支部長、そして最高責任者の神様の裁量次第となる。
5,天界、各総支部および支部にはそれぞれの部署で働く天使=「職員」がいる。天界は下界の会社や役所のような仕組みになっており、支部長の他にも中間管理職のような天使や左遷された天使、あるいは働かないぐうたら天使なども存在する。
また天界にも出世コースがあり、「日本支部長」はかつては出世コースの入口と言われていたが、近年では「中国支部長」などにその場を奪われている。
6,正人は中の上くらいの文系私立大学出身の2年目会社員。勤務している会社は入社できたのが不思議なぐらいの大企業だが、正人はまったくといってよいほど成績を上げられず、日々、上司や同僚に馬鹿にされ、本人もその評価に甘んじている。しかし内心では、今の自分を変えたいと強く願っている。
7,北風くんと太陽さんはもともと神様直属の天使で、下界的に言えば、本社勤務の若手幹部候補生である。現日本支部長の退任により、神様ら天界上層部が後任を検討したところ、北風くんと太陽さんが候補になった。
8,北風くんは相手を厳しく育てる派の天使、太陽さんは相手を褒めて伸ばす派の天使である。伸び悩む日本を立て直すのにはどちらの方針が有効で、どちらの天使が支部長に適任なのか。それを決めるための試験として採用されたのが、「ダメ人間『柏木正人』をどちらが幸せにできるか?」である。
9,2人は正人の勤務先に中途社員として潜り込み、同僚としてそれぞれが正人を「幸せ」にするため、試行錯誤を繰り返していく。この物語は、そんな中で、正人・北風くん・太陽さんの三角関係や正人の同僚たち、2人を支える他の天使たち、割り込んできた悪魔をも巻きこんだ現代ファンタジーラブコメディーである。
10,舞台や人物の設定変更は可能。例えば舞台を会社→学校、主人公たちを高校生と転校生などに変更する、神様を日本の神様にして全体的に和風な感じにする、など。