あらすじ
腐敗と階級差別が支配する大国コルプス。
生まれた瞬間に焼き付けられる“ノタム”が人の価値を決める世界で、
七八事件――国の歴史を変えた惨劇の唯一の生存者として生き残った青年、アレハンドロ・オンブロが動き出す。
記憶を失い、ある村で静かに暮らしていた彼は、
長馴染みからの告白をきっかけに、
“再び大切な人を失うかもしれない危機”を知り、旅立ちを決意する。
彼が探すのは、かつて国を揺るがせた伝説の元軍人「ロメロ・オンブリゴ」。
アレハンドロは、事件の真相と国の腐敗を変える鍵がその男にあると信じていた。
故郷を離れ、経済都市アファロスへ向かった彼は、
そこで仲間たちと出会い、国の闇と不公平を目の当たりにする。
やがて彼らは、かつての革命組織の名を継ぎ、
新たな反体制組織「ペステ」を結成する。
これは、若者が“内側から国を壊す”物語。
そして、様々な人々の過去と願いが交差し、
革命の火花が再び灯る物語。
革命はいつだって外からではなく――
――内側から始まる。