あらすじ
人生には、やり直せないと思っていた分岐点がある。
あの時、別の道を選んでいたら。あの言葉を伝えていたら。あの日の自分に、もう一度会えたなら。
物理では、最初の条件が違えば、その後の結果も変わってしまう。私は人生の最初の公式を間違えてしまったのかもしれない。
そう思いながら歩いてきた私の前に、忘れていた大切な記憶と、もう一度向き合う時間が訪れる。
20歳の夏に見た花火。心に残り続けた人との再会。そして、今までの人生を否定するのではなく、受け入れていくための旅。
これは、過去を変える物語ではない。あの日の私に会いに行き、今の私をもう一度見つける物語。