あらすじ

高校二年生・飛鳥心は、ごく普通の高校生だった。 誰かが困っていれば手を差し伸べ、家族や友人と笑い合い、明日も同じ日常が続くと信じていた。 ――あの夜までは。 アルバイトからの帰り道、突如現れた異形の怪物《巨獣》に襲われ、心は瀕死の重傷を負う。 薄れゆく意識の中、黒い球体が静かに問いかけた。 「ここで、お前の物語は終わるのか。」 「終わるわけない……! 俺は、生きたい!」 その叫びに応えるように、黒い球体は契約を提示する。 対価はただ一つ。 王級巨獣《拘束の王・トガノクサリ》を討伐すること。 契約が成立した瞬間、少年は漆黒の大鎌を手にし、《終焉》を司る契約者として新たな人生を歩み始める。 しかし、それは力を得る代わりに、一生逃れることのできない宿命でもあった。 世界を支える十三の契約。 その契約を喰らう十三体の巨獣王。 そして、人知れず続いてきた契約者たちの戦い。 やがて心は知ることになる。 自分が結んだ契約が、世界の命運そのものを左右する契約だったことを。 これは、一人の少年が「生きたい」という願いから始まり、やがて世界の終焉へ立ち向かうまでを描く、現代ダークファンタジー。 ――ここで、お前の物語は終わるのか。 その問いへの答えを探す物語が、今始まる。

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カクヨム
カクヨム2026/07/13
  • 現在の作品終焉の契約者 ~契約の代償は、十三王の一柱を殺すこと~