あらすじ
「魔力の弁が細すぎる」という致命的な欠陥を抱えながらも、驚異的な環境魔法の技術で周囲から「天才」と持て囃されるネリネ。
しかしその実態は、一度の魔法で魔力枯渇に陥る、一族きっての「落ちこぼれ」令嬢だった。
次期当主候補でありながら、「無能」の烙印を押され、家族からも使用人からも冷遇される日々。彼女の心は、冷え切った実家の中で孤独に凍えていた。
ある日、刺客に襲われ絶体絶命のネリネは、森の奥で瀕死の小さな銀の獣を救い出す。
「この子だけは、絶対に守らなきゃ」
そう誓い、自身の命を削るほどの魔力を注ぎ込み、手ずから餌を与え、慈しんで看病したネリネ。
しかし、ベッドで目を覚ますと――そこには、なぜか全裸の屈強なイケメンに全身を舐め回されていた!?
「お前の匂いと、お前が流し込んだ魔力のおかげで……我慢の限界だ」
なんと、命を救ったはずのあの子狼は、最強の神獣であり、人間離れした肉体を持つイケオジだった!
正体を明かした神獣のオジサマは、恩返し(?)として、ネリネを過保護に守り、溺愛し、尽くし始める。
彼が授けてくれるのは、強大な神獣の加護と、あり余るほどの愛――。
それは、家族から見捨てられていた落ちこぼれ令嬢が、最強のオジサマと共に「自分を認めない実家」と「冷酷な世界」を見返し、頂点へと駆け上がるための力だった。
天才なのに落ちこぼれな令嬢と、彼女を溺愛する最強神獣オジサマによる溺愛成り上がりファンタジー、堂々開幕!