あらすじ

記憶を奪う「呪いのキス」を抱えた高校生・君野吉郎。 平穏な日常を送ろうとする彼の前に現れたのは、フランス人画家の血を引く同級生・白黒きいろだった。 きいろは幼い頃、君野と共に山小屋で起きた出来事を知る数少ない人物。しかし君野だけは、その日の記憶を失っていた。 一方、美術部員の少女・茜は、駅前にあるからくり時計を調べるうち、一人の天才画家ルネ・デュヴァルの存在に辿り着く。 彼が生涯描き続けた一枚の絵。 そのモデルは、なぜか君野だった。 過去と現在が交錯する中、きいろは君野への執着を隠さず迫り続ける。 忘れられた山小屋の真実。 画家ルネが遺した想い。 そして、誰も知らない「呪いのキス」の意味。 やがて君野は、自分を巡るすべての真実へと近づいていく。 しかし、その結末でもまた、君野だけは大切な記憶を失い、自分が誰かの人生を変えたことを知らないまま歩き続ける。 忘れる者と、忘れられない者。 切ない宿命が交差する、青春ミステリー。

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小説を読もう2026/07/13
  • 現在の作品【君シリーズ2 】君がキスで僕らを食べ尽くすまで ~からくり時計と天邪鬼~【完結】