あらすじ
授かった天職(ジョブ)が人生のすべてを決める世界。
国内最高峰のアスタリア皇立学園に入学した少年アルトの天職【天導師】は、誰も聞いたことのない未発見の天職。しかし、ただの「直感」しかない無能と言われるまでにそう時間は掛からなかった。
だが、アルトだけは知っていた。その黒い瞳の奥に降りてくる直感こそが、己を導く「絶対の正解ルート」であることを。
一方、学園の至宝と称される銀髪・青眼の令嬢エルサは、あまりに強大すぎる己の天職【星詠】の力を御しきれず、孤高の仮面の裏で孤独な焦りを抱えていた。
だが、初めてのダンジョン実習でのアルトとのやり取りが彼女の運命を変える。
「――あなたの数式は、最初から間違っていると言ったはずです」
アルトの絶対の先読みと、エルサの圧倒的な破壊力が噛み合った瞬間、戦場を支配する最強のコンボが誕生する。
「私のすべてを預けるわ。だから――私を導いて」
星を従える静かなる導き手と、彼のためだけに輝く銀髪の少女。天が星を導くとき、二人の唯一無二の軌跡が幕を開ける。