あらすじ
これは、遥か昔に悪意ある大人達によって人生を奪われた、『大人になれなかった』子ども達による過去を綴(つづ)った物語である。
青い目を持つ者は災いの証、特定の歳になるまで放置すれば、街や集落が崩壊の一途をたどるとされた子ども達は、いつしか存在を口にすることすら罪とされるようになったことで『囚人』と呼ばれるようになった。
絶望という深海に落ち、人間として生きることを許されない彼らは何百年にも渡り生き続ける。
そんな闇に落ちた子ども達を、陸から見る市民はいつしかこう呼んだ。
『深海の囚人』、ディープシーと。