あらすじ

舞踏帖を交換すれば、社交上の処遇も交換される——。 誰にも待たれず、名を呼ばれることもない令嬢セシリアは、社交界の華ヴィヴィアナと舞踏帖を交換し、初めて「待たれる側」になった。案内された上席の隣にいたのは、典礼監察官を務める王弟レオナール殿下。借りた記録と食い違う彼女の失敗ばかりを、なぜか殿下は覚えていく。 やがて舞い込む婚約の話。けれどこの席も、候補という扱いも、借り物の評判の上に立っている。借りたまま選ばれるか。返して、何者でもなくなるか。 借り物を脱いだ令嬢が、名前で呼ばれるまでの物語。

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小説を読もう2026/07/12
  • 現在の作品「選ぶなら今の私を」——借り物の縁談を返上した令嬢は王弟に選び直される