あらすじ

「お願い、ウチをころして。できるだけ残酷な方法で」 休日にフリマアプリ「メルカリ」を眺めていた広は戦慄した。 そこには、高校時代に自分が妄想のすべてを叩き込んだ痛すぎる黒歴史小説『粛清のトゥルーエンド』のノートが、実家の母親によって300円で出品されていたのだ。 慌てて買い戻そうとするも、一歩遅く商品はソールドアウト。 購入者《シュガープラム》に必死の思いでキャンセルのDMを送るが、指定された交渉場所は、かつて広のノートをクラス中に晒して彼の人生をめちゃくちゃにした張本人、元一軍女子・佐藤の待つカラオケボックスだった。 「この話のラストを教えてよ。あたしまだ作中で殺されてない」 クラスメイト31人中30人を惨殺したそのノートで、唯一生き残っていたのが佐藤だった。 10年越しの再会。狭い密室。 広はスマホを握りしめ、かつて自分を地獄に落とした女を「もっとも残酷に、もっともロマンチックに殺すための結末」を書き始める――。 メルカリの誤出品から始まる、過去のトラウマと、歪みきった初恋の答え合わせ。

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カクヨム
カクヨム2026/07/12
  • 現在の作品俺の黒歴史がメルカリで売られていた