あらすじ

江戸の町、間口一間の小さな組紐屋『梅花堂』 店主のお絹は、梅の香を移した匂い袋や、心を込めて組む美しい組紐で、町の人々から慕われていた。 隣の八百屋の幼い秋ちゃんが猫を抱えて遊びに来る朝。手代の寛太が店を整えさせる日々。 町娘、芸者、同心、岡っ引き……様々な人が暖簾をくぐり、それぞれの想いを置いて行く。 そんな梅花堂に、刀の下げ緒を直しに訪れた一人の旗本三男坊、長谷川清之進。 一見、冴えない侍。しかし、その姿の奥には秘めたるものがあった。 人と人を結ぶ組紐。ほどけぬ縁。 だが梅花堂には、誰も知らぬもう一つの顔があった。 江戸の町で紡がれる、人情と縁の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/07/12
  • 現在の作品組紐屋『梅花堂』