あらすじ

「お前みたいなつまらん女は、一生、魔道酒でも飲んでろ!」 浮気婚約者のクズ王子に罵倒された瞬間、公爵令嬢アニエスの何かがキレた。その夜、王宮の噴水は魔道酒で満たされ、アニエスは天使の像に跨り、止めに入った近衛騎士にジャーマンスープレックスを叩き込んだ。 魔道酒に敗れ、意識を失う彼女に、前世の記憶が蘇る。――前世でも、お酒で人生を棒に振った日本人だったんですわ。―― 翌朝。 凄まじい二日酔いと、死にたくなるほどの「酒鬱(さけうつ)」の中で目を覚ましたのは、冷たい牢獄の中。絶望する彼女の前に差し出されたのは、秘薬「味噌」。 一杯の味噌汁を啜った瞬間、アニエスの五臓六腑が歓喜の産声を上げる。 「これですわ。お酒で汚れた私の人生を救えるのは、これしかないですわ」それからのアニエスはストイックだった。牢獄で味噌を仕込み、発酵パワーで魔力回路をデトックス。ニ週間後、嘲笑いに来た王子が見たのは、やつれた酔っ払いではなく、内側から発光し始めた絶世の美女だった。 ~これは、魔道酒を断ち、味噌を愛し、自身の世界を整えていく。一人の令嬢の、失敗から立ち上がる復讐の物語~ 「⋯⋯みなさま。魔導酒は、ほどほどにしてくださいませ。明日の朝、美味しいお味噌汁が飲みたいのであれば」

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/07/12
  • 現在の作品酒の獣と罵られた悪役令嬢「味噌汁」に目覚めて劇的に整う。〜クズ王子に『酒でも飲んでろ』と言われたので、断酒してやりました。〜