あらすじ
帝国歴539年、春。
世界に激震が走る。「神託が降り、帝国に異世界から聖女が現れた──」と。
それから3ヶ月後。先の大戦で武功を上げた主人公・ラインハルト・フォン・ヴァルデックは、退屈なパーティに出席していた。
そこで出会った聖女・アザミは、全身をフードで覆い隠すという奇異な格好だった。しかし言葉を交わすと想像していたよりもずっと明るく、自由で、天真爛漫な少女でラインハルトは面食らうと同時に目が離せなくなる。
皇帝からの勅命により、後見人兼護衛として共に暮らすことになったふたり。相変わらず素顔を見せない少女だったが、その自由さと知性、そして抗えない魅力に、ラインハルトは次第に恋に落ちてゆく。
彼女を巡る陰謀が張り巡らされてゆく中、2人の距離は縮まってゆく。
そうして知った彼女の素顔は、驚くべきもので───。
これは、痛みと絶望の奥底に現れる、破滅と浄化の物語。
※この作品は「小説家になろう」「Nolaノベル」同時掲載です。