あらすじ
絶対的な力(秘密)を持つ強者たちが支配する世界――。
そこでは、力を持たない弱者は、強者に従うしかなかった。
そんな生き地獄のような絶望の中、現れた一人の少女、リーン。
彼女だけは、その世界が違って見えていた。
他者には見えない「ノイズ」を観測し、実践に生かす圧倒的な知力。そして、誰にも言えない秘密を隠し持っていた。
「目に見えているものだけが正解ではないわ」
その言葉とともに展開されるリーンの知略は、常人の理解を遥かに超え、世界を裏で支配する『セプテム・コルウス』との戦いへと巻き込まれていく。
そして、謎の人物ガルド。
彼が持つ能力と、リーンが持つ知略が合わさった時、回り始めた運命の歯車は誰も予想しなかった結末へと進み出す。
彼女が秘密を奪い尽くす理由とは、何なのか。
なぜ、最終的に行き着く先で『セプテム・コルウス』と対峙するのか。
――絶望の先にあるものは、「無」か、それとも「管理」なのか。
誰も想像ができない物語の第一部、ここに開幕。